2009年11月30日

なぜ、こんなに心惹かれるのか・・・都立大学「八の坊」

DSC00077もう何度目だろう。また、食べたくなってしまった。癖になる味というのがあるが、まさにそれ。東急東横線「都立大学」駅の近くに、「八の坊」というラーメン屋さんがある。6、7人も座れば満席になるような、カウンターだけの小さな店でありながら、その店名といい、佇まいといい、心惹かれる店だ。その店のメニューは、基本的に3種類だけ。とん骨醤油ラーメン(650円)と冷やしラーメン(750円)。そして、三つ目は・・・スープ焼きそば(850円)! しかも、1日限定50食。

最初は注文を躊躇った。だって、「スープ焼きそば」なんて、B級グルメの話題ねらいなんじゃないかという感じがするでしょ。だが、6人に1人が注文し(あくまで印象に過ぎないが)、皆さんごく真面目な表情で召し上がっているのを見ていると、これは、本当に美味しいのではないかとの確信に至ったわけだ。

作り方は・・・ごく普通のソース焼きそばをきちんと中華鍋で作り、それをとん骨醤油ラーメンのスープが入った丼に入れ、チャーシューをトッピング。紅ショウガと芥子を添えて出来上がり。

最初は、「そうね。おいしいよね。なかなかのもんじゃない」程度の感想かもしれない・・・しかし、時間が経つにつれてじわじわと、あの味の記憶がよみがえり、いてもたってもいられない状態になる。その思いを満たすため、また来ることになるのだ(ちょっと大げさ)。

そして、今日(30日)もそのカウンターに座ってしまった。「ご注文は?」と店長が問う。できるだけさりげなく「スープ焼きそばで。」と注文する。「ランチの半ライスサービスはどうします?」「もちろん、お願いします。」といういつものやりとり。そして、待つ。

右手奥の席は焼きそばを作るコンロに最も近いものの、カウンターの前が高くなっているので手元は見えない。じゅわ〜という音と、油を炒める香ばしい匂いが想像力をかき立ててくれる。さすが昼時、早めに入ったのですぐに座れたが、すぐに席は満席。外で待っている人もいる。「醤油ラーメン、大盛り(100円増し)でね。」「スープ焼きそば、大盛り。」「スープ焼きそばの野菜増し。」・・・今日はスープ焼きそばの比率が高いぞ。

では、いただきます。・・・麺はしっかりと固め。決してスープでふやけたりしてはいない。ソースの味もしっかりしている。ソースの甘辛さとスープの深い味わいがミックスされ、感動ものの香りが口の中に広がる。そして・・・そう油がほのかにからみついているので、食欲がどんどん増してくる。紅ショウガも芥子も、憎らしいくらい、この味を引き立てている・・・キャベツもしゃきしゃき・・・スープを飲んで、熱々のご飯を頬張る・・・ああ、美味しい!
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東京都目黒区中根1-1-10 
03-5701-0455


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この記事へのコメント
七夕雨でしたね。
梅雨空憂鬱ですが、今日も一日頑張りましょうね。
Posted by 美顔器 ほうれい線 at 2012年07月09日 07:01
今日はお天気がいいみたい。
お出かけ日より(^-^)
Posted by 美顔器 ほうれい線 at 2012年11月10日 07:16
今日も素敵なブログを拝見させていただきました。
Posted by 美顔器 シミ at 2012年12月11日 20:29
今日風が強い一日でしたね。
楽しいブログをまた更新してくださいね。
待っています。
Posted by かにポーション at 2013年03月13日 16:49